薬剤師の仕事にやりがいを感じられないという悩み
「薬剤師の仕事にやりがいを感じられない」
というのは、よく聞く悩みです。
大学時代は、薬剤師になることを目標に勉強に打ち込んでいたけれど、
いざ働くと「薬剤師の仕事ってどうなの?」と感じる場面にたくさん遭遇してしまい、
薬剤師の仕事にやりがいを感じられなくなってしまった…
という人もいるのではないかと思います。
どんな仕事でも楽しいことばかりではありません。
嫌なことやつらいこと、雑用しなければいけないこともあります。
薬剤師がやりがいを見失ってしまう瞬間というのは、どういうときでしょうか。
薬剤師がやりがいを感じられないのはなぜ?
薬剤師がしごとのやりがいを感じないのは、どんなとき?
調剤薬局
- 機械的に調剤だけをやっているとき
- 医師に疑義照会をしたけど、余計なことをしたように言われたとき
- 患者さんから「待ち時間が長い」と怒られてばかり
- 仕事の幅が狭く、将来性に不安がある
- 処方箋に書かれたことをチェックして渡すだけ
ドラッグストア
- レジ打ちや陳列など薬剤師ではない仕事をしなければいけないとき
- お客さんからクレームを受けたとき
- 調剤をする機会がない
- 売り上げばかりを求められる
病院薬剤師
- 患者さんと関われると思ったのに、機械的に調剤ばかり
- チーム利用に携わりたいのに、医師や看護師など多職種と壁がある
- 患者さんからわがままばかりを言われる
「患者さんの役に立ちたい」「チーム医療で活躍したい」
という使命感を持って、職場で働き始めたものの
実際の職場に入り現実を思い知る場面たたくさん出てくることになるのです。
「薬剤師はお薬を渡すだけが仕事なのだろうか…」
「薬剤師は医療人として活躍する場はないのだろうか…」
と一度は悩んだことがある薬剤師さんが多いのではないでしょうか。
そして、忙しい仕事に追われているうちに、
やりがいを見出すことができないまま仕事をこなすだけの毎日になってしまうのです。
薬剤師の仕事のやりがいは?
薬剤師の中にはやりがいを持って仕事をしている人もたくさんいます。
薬剤師の仕事にやりがいを感じられるときは?
- 医師には聞けないからといって、いろいろ相談されたとき
- 選んだOTC薬が効いたと感謝されたとき
- 患者さんが自分を頼って薬の相談にきてくれるとき
- 医師や看護師と信頼関係を築けたとき
- 患者さんが健康になり回復されたとき
必要とされていない、意味がないと感じることをやるのは、とても苦痛です。
薬剤師を「薬を渡すだけの人」と思っている患者さんも少なくありません。
いくら自分で納得していても、
目の前にいる患者さんからそういった雰囲気を感じれば、悲しくもなります。
これまでの仕事で、患者さんから感謝されたことや、
患者さんの治療に役に立ったことを思いだして書き出してみましょう。
やりがいを感じられなくなったときに見直せば、
やる気につながったり、また頑張ろうと思えるものです。
どうすれば、患者さんの役に立つことができるかを考えながら仕事をしてみると、
やりがいを持って働けるのではないでしょうか。
縁が合って就職した会社です。
入社を決めるにあたり、何か惹かれる部分があったのだと思います。
毎日の仕事に追われていると、仕事の好きだったところも忘れてしまい、
嫌な部分ばかりが目に付いてしまうものです。
自分の内側から湧いてくる、
ただ好きであるという気持ちに気づくことは簡単ではありません。
書き出して視覚化することで、
改めて今の仕事の良さに気付いたり、やりたかったことがわかってきます。
今の仕事ではもう先が見えているときにも、やりがいが感じられなくなるものです。
つまり、次のステップに行くときだというサインなのではないでしょうか。
人は成長と共にやりたい事や興味のあるものも変化し、ステップアップしていくものです。
先程の好きなことを書き出して見て、 他に興味のある仕事があるなら、
思い切って環境を変えてみると人生が開けてくることはあります。
転職で新しい環境探す時の注意点
1日8時間仕事をしているなら、人生の1/3を仕事に費やしていることになります。
仕事が人生に占める割合は多いのですから、
仕事に満足しているかどうかで、人生の充実度が変わると言っても過言ではありません。
もし、あなたが今の職場に違和感を感じているのなら、
薬剤師転職サイトに相談することをおすすめします!
自分がどういったことに向いているのかは、意外と自分ではわからないものです。
転職サイトでは、転職のプロが親身になって相談にのってくれ、
適切なアドバイスを受けられます。
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