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薬剤師が東京へ転職するメリットと注意点!転職前にチェック

薬剤師が地方から東京へ転職する際の注意点

地方の病院や調剤薬局で働いていたけれど、東京に出て働きたいと考え転職サイトに相談される薬剤師さんもたくさんいらっしゃいました。

 

どういった理由で東京や東京周辺へ転職しようと考えるのでしょうか。

 

  • 彼氏と別れてしまい、地方の小さな街なため噂もすぐに広まり、居づらくなったため、東京に転職したい考えている
  • 離婚し地元の東京へ帰ることになった。子供がいるため、実家の近くで家賃補助などが出る職場を探したい
  • 地方の病院では、新しい情報などが勉強したいと思って研修会や学会などにも参加できない。東京で最新の医療の情報が得られる環境で働きたい
  • 彼氏と結婚を前提に付き合っている。結婚前に同棲したいと思い、彼氏のいる東京へ行きたい
  • 田舎だと遊ぶところもあまりないので、憧れの東京で働いて見たいと思っている

 

東京で働く理由はそれぞれあり、自ら希望して東京へ出てくる人もいれば、仕方なく東京へ行く人もいます。

 

東京都は日本の首都であり、病院や調剤薬局以外にも様々な医療機関が存在するため、薬剤師の働く職場は多い一方で「適当に転職してしまい、想像と違った…」と失敗する人もいるのは事実です。

 

「こんなはずはなかった」とならないためにも、地方で働くことと東京で働くことの違いを押さえておきましょう!

 

 

地方と東京 薬剤師の職場はどう違う?

 

地方に比べて東京の年収は低め

一般的なサラリーマンの年収は、地方よりも都心部の方が高くなる傾向があります。

 

しかし、薬剤師の場合はそうはならず、逆に「東京で働く薬剤師の年収は地方よりも低い」のです。

 

都道府県別の平均年収ランキング(参考:薬キャリ)によると東京都の平均年収は、513万円で全国31位、全国平均の533万円よりも40万円も低くなります。

 

 

薬剤師の年収 都道府県別ランキング

順位

都道府県

年収(万円)

順位

都道府県

年収(万円)

1位

静岡県

660万円

24位

岩手県

543万円

2位

群馬県

613万円

25位

愛知県

530万円

3位

広島県

609万円

26位

奈良県

529万円

3位

山口県

609万円

27位

長野県

527万円

5位

熊本県

600万円

28位

和歌山県

523万円

6位

青森県

597万円

29位

沖縄県

523万円

6位

栃木県

597万円

30位

京都府

515万円

8位

宮城県

596万円

31位

東京都

513万円

8位

鳥取県

596万円

32位

愛媛県

502万円

10位

新潟県

588万円

33位

埼玉県

500万円

10位

三重県

588万円

33位

宮崎県

500万円

12位

佐賀県

585万円

35位

石川県

494万円

13位

島根県

584万円

35位

福井県

494万円

14位

山梨県

570万円

35位

滋賀県

494万円

15位

長崎県

569万円

35位

鹿児島県

494万円

16位

岐阜県

566万円

39位

大阪府

493万円

17位

秋田県

564万円

40位

北海道

488万円

18位

神奈川県

556万円

41位

福岡県

482万円

19位

大分県

552万円

42位

山形県

480万円

20位

高知県

547万円

43位

千葉県

479万円

21位

茨城県

546万円

44位

兵庫県

471万円

22位

富山県

544万円

45位

徳島県

467万円

22位

香川県

544万円

46位

福島県

466万円

47位

岡山県

466万円

(出典:薬キャリ「平成26年度 都道府県別 薬剤師年収ランキング」)

 

 

医療の最新情報を入手しやすい

東京は、多くの勉強会や学会が開催されるので、最新情報を入手しやすい環境です。

 

また、医療機関でも最新技術を取り入れている病院も多く、高度な医療を学べる環境があるのは、都会ならでは言えるのではないでしょうか。

 

 

選べる職種がたくさんある

薬剤師が活躍できる職種は、調剤薬局やドラッグストア、病院だけではありません。

 

製薬会社、CRO、メディカルライターなど幅広い業種があるのですが、残念ながら地方ではこのような求人がないため、選択肢が限られています。

 

求人数の多い少ないがあるため、実際にその職種に就けるかどうかはわかりませんが、日本の首都である東京であれば、あらゆるジャンルに挑戦するチャンスがあります。

 

 

地方から東京へ出てくる薬剤師さんが注意すること

 

地方から東京へ転職することを考えるとき、地元が東京で帰る場合を除いては土地勘や人脈もないため不安なこともおおいのではないでしょうか。

 

治安のこと、物価のこと、人間関係のことなど東京へ出てくる前に感じている不安なことはたくさんあります。

 

  • 東京で住むにはどの地域がいいのかわからない
  • 残業で夜遅くなったおきなどの治安が心配
  • 物価が高いので家賃補助などがあるところがいい
  • 東京は人がつめたいと聞くから、人間関係のいい職場がいい
  • 東京に馴染めるか、都会のスピードについていけるか不安

 

こういった不安や分からないことがある場合は、転職サイトのコンサルタントに相談することをおすすめします。

 

東京へ転職したいと言えば、東京を担当をしているコンサルタントから詳しく職場の状況や地域の様子なども教えてもらうことができます。

 

コンサルタントは多くの薬剤師の転職をサポートしていますので、あなたと同じように地方から東京へ転職した薬剤師の実例を聞くことが出来れば、かなりの不安が取り除けるのではないでしょうか。

 

また、住居の悩みについても求人によっては家賃補助があったり、寮や借り上げマンションの提供がある求人もありますので、コンサルタントに相談してみてください。

 

 

地方から東京への転職を考える際、転職サイト選びで注意しなければいけないことは、
「全国対応の転職サイトを利用する」ということです。

 

特定地域しか対応していない転職サイトだと、東京の詳しい情報が聞けませんので注意しましょう。

 

こちらでは全国対応しているおすすめの転職サイトを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

 

⇒おすすめの全国対応転職サイトはコチラ!

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