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薬剤師の転職回数は3回まで?不利にならない転職回数は?

薬剤師の転職回数は何回まで?不利にならない転職回数は?

「転職回数が多くなると、不利になるのでは?」と考えるのは、当然のことだと思います。

 

薬剤師に限らず採用側からすると、「転職経験なし」「転職回数3回」「転職回数5回」の人がいたら、同じ条件であれば「転職経験なし」の薬剤師さんを採用するはずです。

 

しかし、薬剤師の場合は売り手市場ということもあり、一般企業よりは転職経験者が多く転職回数が多くても転職できるケースがほとんどです。

 

しかし、自分の理想の求人に転職を成功させるにはしっかり対策を行うようにしましょう。

 

 

転職回数が多い薬剤師はどうして不利になるのか?

 

薬剤師は一般サラリーマンに比べて転職しやすい職業ですが、転職回数が多いことが採用に有利になることはまずありません。

 

転職回数が多いとなぜ不利になってしまうのでしょうか?

 

 

「またすぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまう

企業が新しい薬剤師を採用した場合、調剤経験があったとしても、新しい職場でいきなり先輩薬剤師と同じように働けることがないというのは経験上わかると思います。

 

職場ごとにルールが違いますし、採用医薬品も異なりますので、そういったことを教え育てるのに多くの労力とコストが必要になります。

 

研修期間は企業側にとっては投資時間であり、現場で教える場合は指導にあたる薬剤師の時間や手間がかかることになります。

 

そうやって一人前になった薬剤師がすぐに辞めてしまっては、それまでにかけた時間や労力が無駄になってしまうので、企業側が「長く働いてもらいたい」と考えるのは当然のことです。

 

 

「何か問題がある人なのでは?」と思われてしまう

転職理由は人それぞれあると思いますが、具体的なことを知らずに採用担当者が転職回数を聞いた場合、

 

  • 我慢が足りない人なのでは?
  • 職場で何かトラブルを起こす人なのでは?
  • すぐに不満を言う人なのか?

 

といった先入観を持たれてしまう可能性があります。

 

書類選考や職務経歴書では転職理由の具体的なことを伝えられませんので、面接でしっかり答えられるようにあらかじめ準備しておきましょう。

 

 

問題視されない転職回数もある

転職理由がやむを得ない理由であれば、その転職はカウントされません。

 

「女性の結婚や出産」、「旦那さんの転勤」、「働いていた薬局が閉鎖した」などです。

 

「実際の転職回数」と「不利に判断される転職回数」は違うので、仕方がないと思える理由であれば不利になる転職回数にはなりませんので安心してください。

 

 

転職が不利になる転職回数は何回目から?

 

薬剤師に対する「転職したことがありますか?」というアンケート調査結果によると、7割以上の薬剤師が「転職経験がある」との結果となっています。(株式会社ネグジット総研「就労意識に関するアンケート調査」2010年1月)

 

この結果から見て、1回の転職はほとんどの薬剤師が経験しており、特に問題になることはないと考えられます。

 

 

企業が気になる転職回数は?

大手人材紹介が者「リクルート」の調査によると、「3回以上の転職」になると採用担当者が「転職が多いな…」とネガティブな印象を持つようです。

 

転職回数は何回目くらいから気になりますか?(リクナビNEXTホームページより)

・インターネットでアンケートを実施
【調査対象】企業の中途採用担当者、【調査期間】2006年9月9日〜9月11日/有効回答数:100件(インフォプラント調べ )

 

 

これは薬剤師以外も含んでいますが、転職回数が3回を越えた場合の面接は十分な対策をおすすめします。

 

とはいえ、20代で転職回数が3回となると、少し多いなと思われると思われることもあるので、ケースバイケースで柔軟に対応する必要があるかもしません。

 

 

転職回数が多い人の面接対策の4つのポイント

 

転職回数はごまかさない

最も大事なのは、転職回数や転職理由で嘘をつかないことです。採用担当者は多くの薬剤師と面接してきたプロですから、面接での嘘は見抜かれてしまいます。

 

嘘がばれると信用を失いますし、ひどい場合は犯罪に認定されてしまうこともありますので、絶対にやめるようにしましょう。

 

 

転職理由はポジティブに伝える

転職理由は前向きでポジティブな理由にすることです。
「スキルアップのため」「新しい仕事にチャレンジしたい」などこの会社でどういったことをしたいかというキャリアプランを伝えると、熱意ややる気をアピールできます。

 

転職理由として「人間関係」が原因であることは多いのですが、「人間関係」を理由にあげるのはやめておきましょう。2~3回の転職回数すべてが人間関係となると、「コミュニケーション能力に問題があるのかも」「この人自身がトラブルメーカーなのかも」と思われてしまうケースもあります。

 

 

これまでの経験をアピールする

転職回数を減らすことはできませんが、経験してきことを振り返り過去の経験で強みとなることを考えてみてください。

 

「処方枚数の多い調剤薬局の経験がある」「在宅医療を行っていた」「管理薬剤師の経験がある」など身に付けたスキルをどう活かせるかをアピールしましょう。

 

 

薬剤師転職サイトを利用する

現実には、「人間関係がよくない」「残業が多い」「給料が安い」などの理由で辞める人も多いと思います。

 

転職回数が多く、ネガティブな理由で転職する場合は、面接での転職理由の伝え方を工夫する必要がありますので、転職サイトのコンサルタントにぜひ相談する事をおすすめします。

 

コンサルタントは転職のプロですので、ネガティブな転職理由をポジティブに伝える具体的な方法を教えてもらえます。

 

面接対策なども行ってもらえますので、転職を成功させるには必須であると言っても過言ではありません。

 

 

転職回数が多い薬剤師が挽回する方法

 

転職回数が多い薬剤師さんの面接対策を紹介しましたが、
まずは面接に進むために書類選考を通過しなければいけません。

 

 

面接の場であれば採用担当者と直接話せるので
「在宅医療の経験がしたいから転職した」
「総合科目の処方箋を扱いスキルアップするために転職した」など
あなたがスキルアップという目的意識をもって転職したことを伝えることができます。

 

 

そうすれば、「飽きっぽい」「我慢が足りない」といった
採用担当者のマイナスイメージを払拭し
転職回数が多い理由についても納得してもらうことが可能です。

 

また、コミュニケーション能力や人柄をアピールすることで、
転職回数が多いというデメリットをカバーすることも可能です。

 

薬剤師は接客業という一面があるので、
コミュニケーション能力の高さは、採用担当者に対してプラス材料となるでしょう。

 

 

しかし、履歴書や職務経歴書などの書類だけでは、
残念ながら、あなたのコミュニケーション能力や人柄は伝えることができないのです。

 

 

書類上は転職回数の多さだけが、目についてしまいます。

 

面接で採用担当者と直接話ができれば、
転職回数が多いという不利な部分も挽回できるのに
書類選考で落とされてしまうという場合はどうすればいいのでしょうか?

 

 

そういったときにとても重要なのが、転職サイトのコンサルタントです。

 

 

転職サイトのコンサルタントは、
履歴書だけではわからないあなたの魅力を企業側にうまく伝え、
「ぜひ一度直接会って確認していただけませんか?」と
面接を設定してもらえるように求人企業と交渉をしてくれるのです。

 

 

普通に応募しては書類選考で落とされてしまうケースであっても、
コンサルタントが採用担当者と橋渡しをしてくれることで、
選考を進めてもらえるケースが非常に多いのです。

 

コンサルタントは企業側がどういった人材を希望しているのかも知っていますので、
あらかじめ聞いておけば志望動機や自己PRを考える上でも非常に役立ちます。

 

転職サイトはすべて無料で費用は一切かかりません。

 

転職回数が多い薬剤師が頭を悩ます
「退職理由」や「履歴書の書き方」もサポートしてもらえますし、
面接同行サービスがある転職サイトもありますので、
転職回数の多い人はぜひとも利用することをおすすめします!

 

⇒コンサルタントに転職回数の相談をしてみるならコチラ

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