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調剤薬局で働く薬剤師の仕事内容、こんな薬剤師におすすめ

調剤薬局で働く薬剤師の仕事、どんな人が向いてるの?

調剤薬局が登場したのは、1960年代からであり、
その後医薬分業が進む中で調剤薬局がたくさんできるようになりました。

 

今では、薬剤師の勤務先として一番多いのが調剤薬局であり、
薬剤師の多くが調剤薬局で働いています。

 

現在の調剤薬局を会社の規模別にみると、
株式公開している上位の数社と30〜50店舗の中堅会社、数店舗のローカル会社、
そして個人薬局に分かれています。

 

ここでは、調剤薬局で働く薬剤師の仕事内容と、
調剤薬局薬剤師に向いている薬剤師について紹介しています!

 

 

 

調剤薬局で働く薬剤師の仕事

 

薬剤師は、医師の処方せんに基づき調剤を行います。
しかし、処方箋の受け取りから薬剤師の交付までには、
チェックしなければいけないことがたくさんあり、薬剤師の力が発揮されるところです。

 

処方箋のチェック

持ち込まれた処方せんに不備がないかを処方された薬の内容だけでなく、
保険番号や有効期限についても確認します。

 

また、患者様のお薬手帳を拝見して、
重複投薬や相互作用の恐れがないかどうかもチェックします。
そこで不備が確認された場合は処方箋を発行した医師に問い合せます(疑義照会)。

 

調剤業務

患者の方のために、病院など医療機関の医師が出す処方箋をもとに
薬を調剤する業務です。

 

患者さんの状況を考慮して、
PTPから錠剤を取りだすのが困難な患者さんには一包化を行ったり、
錠剤が飲みづらい患者さんには錠剤を粉砕することもあります。

 

監査

いくら慎重に調剤を行っても間違える可能性がないわけではありません。
調剤された薬が処方せん通りに調剤されているか確認する作業を行います。

 

基本的には調剤を行った薬剤師とは別の薬剤師が、
再度、薬の種類・投与量・投与期間などをチェックします。

 

服薬指導

患者の方に、薬の服用方法・効能・保管方法を説明したり、
副作用のその対応方法、飲み忘れたときの対応など、多岐にわたります。

 

また患者の方々からの薬の情報を集め、副作用・薬の効き目・安全性などの情報を
医師にフィードバックする業務も行います。

 

薬歴管理

患者の方の、副作用などの情報を含む、薬の服用履歴を管理する業務です。
その他にも医薬品の在庫管理やレセプト管理などを行うこともあります。

 

 

 

 

調剤薬局に向いている人

 

ジェネリック医薬品を含め幅広い薬を勉強したい人

病院薬剤師は、勤務先の採用医薬品しか取り扱いませんが、
様々な医療機関から処方せんを受け付ける調剤薬局は多くの在庫を持っており
1500品目以上揃えているところも少なくありません。

 

そのため、多くの医薬品の知識が身につくため、幅広く勉強したい人にはおすすめです。
ただし、皮膚科や整形外科、精神科などの単科病院の門線薬局は
扱う医薬品数も少ないため注意が必要です。

 

 

規則的な時間で働きたい人

基本的に調剤薬局は、
近隣の病院の外来時間やクリニックの営業時間に合わせて営業しています。

 

そのため、勤務時間や休みの曜日も決まっているところが多く、
結婚した女性など規則的な勤務時間で働きたい人にはおすすめです。

 

夜勤のある病院薬剤師や勤務時間の長いドラッグストア薬剤師と比べて、
規則的な生活ができるメリットがあります。
また、パートタイムで働ける職場も多いため、
子供がいるママ薬剤師さん働きやすい職種でもあります。

 

 

在宅医療に興味がある人

少子高齢化が進む日本において、厚生労働省は在宅医療を推進する方針を示しています。
今後、この流れはますます進んでいくのは間違いありません。

 

アインファーマシーや日本調剤など大手チェーン調剤薬局は、
在宅医療への取り組みを本格化しています。

 

「患者さんとコミュニケーションをとって向き合いたい」
「在宅医療に取り組みたい」という薬剤師さんにはどんどん活躍の場が出てくるでしょう。

 

 

単調な仕事が苦にならない

調剤薬局の調剤業務は、薬について幅広い知識を得られるというメリットがある反面
単調な仕事と言えます。
毎日何枚もの処方箋を扱う単調さに嫌気がさし、転職を考える薬剤師さんも多いです。

 

集中力や患者さんとのコミュニケーションも必要ですが、
なにより繰り返しの調剤業務を嫌にならずにできる人にはとても向いた仕事だと言えます。

 

 

患者さんにわかりやすい説明が出来る人

調剤薬局薬剤師の主な仕事の一つが服薬指導です。
薬や病気について専門知識のない患者さんに対して、わかりやすい説明が求められます。

 

医師には聞きづらいことを薬剤師に聞いてこられる患者さんもいらっしゃいます。
症状や薬について不安を感じている患者さんに安心してもらえるように、
相手の立場にたって対応ができることが理想です。

 

 

コミュニケーション能力がある

患者さんとのコミュニケーションだけでなく、
職場内の薬剤師とうまくやっていくことも非常に重要です。
薬剤師の職場は狭く閉鎖的な環境であり、人間関係が悪化すると仕事に大きく影響します。

 

薬剤師さんが調剤薬局から転職を考える理由の多くは 「職場での人間関係」です。
特に調剤薬局は女性が多い職場ですから、
誰とでも良好な関係を築ける人が調剤薬局薬剤師には向いています。

 

 

責任感がある

調剤薬局の業務は薬を扱い患者さんの命を左右する調剤ミスが許されない重要な仕事です。
薬剤師には業務の正確さ、集中力、責任感が求められます。

 

 

調剤薬局の薬剤師求人を探すには

 

薬剤師の勤務先として一番多いのは調剤薬局であり、
薬剤師求人市場でも調剤薬局求人はたくさんあります。

 

求人数が多いということは、
自分の希望条件にあった調剤薬局が見つかる可能性が高いということでもありますが、
その一方で、求人数が多すぎるので自分一人で理想の求人を見つけるのは
非常に時間と労力がかかってしまいます。

 

 

そのため、理想の調剤薬局求人を効率よく見つけるには、
転職サイトを利用することをおすすめします!

 

 

 

 

コンサルタントに希望条件を伝えれば、
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