薬剤師を辞めたい・・・我慢の限界・転職時期の見極め方
薬剤師の職場はストレスの原因がたくさんあり、仕事のストレスが全くないという人はいないのではないでしょうか?
誰もが「もう辞めたい!」と一度や二度に限らず何度も思っていると思います。
とはいえ、辞めた後のこと、今後の生活のことを考えて、ほとんどの場合が思いとどまり次の日もいつもと同じように職場に出勤しています。
日常的にストレスを積み重ねながら、我慢も限界に達しつつある…。
いったいどこまで我慢すればいいのか?と先の見えない状態にもがき苦しんでいる。
そんな薬剤師さんにむけて仕事をやめる限界について、まとめました。
ストレスの限界を示す身体のサインはどこ?
ストレスによる身体の不調レベルはいろいろあります。自分の限界を知っておくのは、必要なことかもしれません。
自分にとっての判断基準を設けている人もいます。
−引用−
私にとって仕事を辞めるというレベルは、体に異変があるかということを基準にしています。
レベル1
(誰でもあること。大丈夫。)・日曜の夕方になるにつれ憂鬱になる。いわゆるサザエさん症候群。
・月曜日の朝、これから5日間休みなく行かなければならないのか〜と憂鬱になる。いわゆる月曜病。
・朝、仕事に行かなければと考えると起きるのが辛くなり、目は覚めているのに起きられない。
・通勤時、何かおきて急に仕事が休みになったらいいな…と考える。
レベル2
(時々ある。まだまだ大丈夫かな〜。)・仕事であまりにも頭にくることがあり、もう会社にいたくないと突発的に早退してしまうことがある。
・仕事でミスし怒られている夢をみることがある。
レベル3
(長期的な場合は危険。限界が近い。)・会社から帰ってきても頭が仕事のことでいっぱいでぐるぐる回っている。
・休日なのに仕事のことが気になり、そのことばかりずっと考えて何も手がつかない。
・頭がぼ?っとしたり、締め付けられるようにガンガンする。
・夜、眠れなくなる。
・朝、おなかが痛くなる。トイレから出られなくなる。
・朝、熱っぽくなり、一日中体がだるくふわふわした感じがする。
・仕事が嫌。怖い。人に会いたくない。という理由で会社を休む。
レベル4
(もうこれ以上は無理。限界一歩手前。)・これから仕事だと思うと食欲がなくなり、特に朝食はほとんど食べられない日が続く。
・毎日、頭が重くめまいがする。体も重く立っているのが辛い。
レベル5
(限界。)・朝・昼・夕。食事時が苦痛。大好きなものも食べたくない。のどを食べ物が通らない。フラフラする。
・毎朝、吐いてしまう。
大体「ごはんが食べられなくなってくる」ということが私の場合限界の危険信号です。
食べられない日が続くと、もう我慢できない限界の状態だということがわかります。
今の仕事を辞めるのも仕方ないと思い、次を考えます。
引用元-仕事辞める我慢の限界はどこか。体のサイン。仕事を辞めたい!と思った時のやさしい心のクスリ箱
我慢やストレスの感じ方は人それぞれです。あまりにも仕事がつらい、心が折れそうというときは、自分の限界を設定してみてはどうでしょうか。
ここまでは頑張ろうという限界を設定しておくと、ある程度は耐えられますし、 限界を超えてどうしてもダメなときは「会社を休む」「会社を辞める」と決める。
自分に厳しくするばかりでなく、ある程度まで頑張ったら自分を許してあげることも必要です。
ストレスの対処法をやってみる
仕事においてストレスは少なからずあるものです。しかし、それが体調に影響を及ぼすようになるようでしたら、要注意です。
特に忍耐強い人は、ストレスの許容範囲を超えて心や身体の病気を引き起こしてしまうこともあります。
そうなる前に、対処法を考えるようにしましょう。
仕事以外で打ち込めるものを探す
食欲不振になるほどストレスを感じている人は、常に仕事のことを考えてしう責任感の強い人が多いのではないでしょうか。
仕事のことで頭がいっぱいになってしまうと、休んでいてもリフレッシュできません。
趣味でもいいですし、趣味がない場合はジムで身体を動かしてみる、リラックスできる音楽を聴いてみるなど仕事のことを忘れる時間を意図的に作って頭をリフレッシュすると気分も立ち直りやすくなります。
ストレスを書き出してみる
ストレスを解消するためには、ストレスの原因を知らなくてはいけません。
頭の中で考えるだけではぼんやりとしてまとまりませんので、ストレスと感じるものをノートに書き出してみてください。
実際に文字にして書き視覚的に見ることで、原因を冷静かつ客観的に見つめることができます。
原因がわかれば、どうすればストレスを軽減することができるのかといった対処法も考えられるのではないでしょうか。
「たかが仕事」と考える
仕事は生活をしていくために重要なものかもしれませんが、仕事がすべてではありません。
「たかが仕事」と割り切る気持ちも大切です。
職場であなたが休んだり、いなくなれば他の薬剤師に迷惑をかけてしまうでしょうが、組織においてあなた以外の人ができない仕事は実はそれほどありません。
しかし、あなたの身体や心を守ることができるのはあなた以外にはいません。あなたの変わりはいないのです。
職場にはあなたの代わりはいますし、逆にあなたにとって仕事もいくらでも代わりは見つけることができます。思い込みを捨てて少し気楽な気分を持ってみてはどうでしょうか。
薬剤師求人を探してみる
仕事の悩みで頭がいっぱいになって周りが見えていないと、ストレスから抜け出すことができません。
それほど苦しい思いをしてまで、今の職場にこだわる必要はありません。
薬剤師であれば求人はたくさんあります。
あなたが知らないだけで、もっと精神的にも肉体的にも楽に働ける職場もたくさんあるのです。
一度、薬剤師の仕事について転職サイトなどで聞いてみると、いかに視野が狭く自分勝手な思い込みをしていたかに気付くことができるかもしれません。
転職サイトの利用は無料ですし、コンサルタントに相談したからと言って転職しなければいけないわけではありません。相談だけでも全然大丈夫です。
コンサルタントは多くの薬剤師さんの転職サポートをしていますので、同じように悩んでいる薬剤師さんの成功例も聞けるかもしれません。
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