薬剤師がつらい・・・仕事のストレスが原因で食欲不振に
現在の社会は、仕事や職場でストレスを感じている人が少なくありません。
これは薬剤師の職場でも言えることで、多くの薬剤師さんがストレスを抱え、精神的に疲労しながら働いています。そして、ストレスがかかる状態が長く続き限界にくると身体の色々なところに症状が出てきます。
ストレスを強く感じているとき、人間の身体では交感神経が優位に働いています。
一時的な緊張状態は誰にでもあるのですが、家に帰っても交感神経の優位な状態が続いていると、身体はリラックスして休むことができず内臓の消化機能も低下しています。
そのため、身体の不調として多いのが食欲不振と睡眠障害です。食欲がなくなって何も食べたくなくなったり、なかなか寝付けなくなるということがあります。
- 食べ物を見ても、食べたい気持ちにならない
- 食欲がなくて、体重が減った
- 食べたないのにお腹が空かない
このような場合に薬に頼らずにできる対処法を紹介します。
ストレスによる食欲不振の対処法
無理に食べない
お腹が好きないというのは、胃や腸に何らかの問題があり休ませなければいけない状態です。
無理やり食べてしまうと、胃や腸を動かし消化するのにエネルギーがかかり問題の根本解決のためにエネルギーが使えなくなってしまいます。
消化にいい物を食べる
何日もお腹が空かない状態が続いている場合は、胃に優しいものを少しずつ食べるようにしましょう。
食欲不振の時は内臓が弱っていることもあり、油ものなど消化しにくく内臓に負担をかけるものは避けるようにします。
おかゆ、うどん、豆腐、りんご、バナナなどがおすすめです。
口当たりのいいプリンやゼリーなども食べやすいのではないでしょうか。
また、食欲不振の時は、量をたくさん食べることも内臓への負担になるため、少ない量で栄養を補給できるものがいいでしょう。
ゆっくりよく噛んで食べる
胃に負担をかけないためには、しっかり噛んで食べることがとても大切です。
噛むことによって唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素が働き、消化を助けてくれます。
無理に急いでお菓子やジャンクフードなどを食べるのは、症状を悪化させてしまうこともあるので気をつけましょう。
単純なことですが、胃や腸に負担をかけないためには重要なことですので、意識してやっているようにしてください。
リフレッシュ方法を探す
誰しも仕事上のストレスは感じるものですが、ストレスを貯め込まずにうまく発散してやっている人もいます。
そういった人は、休日に思いっきり趣味に打ち込む、ジムで身体を動かす、好きな音楽を聴いたり本を読んでその世界に入り込むなどです。
身体を動かせばお腹も減りますし、音楽を聴いたり本を読んでリラックスできれば副交感神経が優位になり内臓の働きの活性化につもつながります。
食欲不振になるほどストレスを溜めてしまう前に、発散できる場所がないかを考えてみるのも一つの方法です。
ストレスが限界の場合は転職も考える
食事の改善やストレス発散で解決できる場合の食欲不振の対処方法を紹介しました。
仕事で嫌なことがあったり、ミスをしたり、強いプレッシャーを感じる状況が続いたりすると食欲不振や睡眠障害に陥ることは誰しもあるものです。
しかし、そのような状態が2週間以上など長く続く場合は注意が必要ですし、そのまま放置するのは危険です。
食欲不振でもひどい場合は、うつ病の症状のひとつとして食欲がなくなっている場合もあります。
- 何を食べても味がしない
- 食べ物がのどを通らない
- 食べたものを吐いてしま
そのような場合は、ストレスの原因である根本原因に対する解消が必要です。
もし、今の職場での仕事内容や職場環境、人間関係がストレスになっている場合は次のような対処法が考えられます。
- 心療内科など専門医に相談してみる
- 休職をお願いしてみる
- 転職して新しい職場にうつる
いきなり転職するのは現実的には難しいことも多いと思います。その場合は、まずは転職サイトのコンサルタントに相談して、求人情報を探すなど行動してみるだけでも全然違います。
「誰かに悩みを相談する」だけでも心が楽になり気持ちが整理できますし、「気になる求人が見つかり、仕事は他にもある」と思えると、今の仕事に対する精神的な負担も少しは軽減されるのではないでしょうか?
転職サイトのコンサルタントは、薬剤師の仕事についてたくさんの情報を持っていますので、すぐに転職するつもりはなくても話を聞いてみて損はないと思います。
一人で思い悩んでいるのであれば、一歩行動してみると道が開けることもあるかもしれません。
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